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「ダンスを通じて知り合うと、一気に距離が縮まる」

社会人ダンサーとして活躍する社会人ダンスサークル
mamastreetにインタビュー

ママを集めたダンスコミュニティとして活動する社会人ダンスサークル「mamastreet」にインタビューを敢行
サークルを運営する、小池朝子さんに、社会人ダンサーとmamastreetにまつわるエピソードを語ってもらった。

 

 

 

-まずは自己紹介をお願いします。

小池朝子、34歳です。
ダンスをはじめたきっかけは大学のサークルです。

中央大学のダンスサークル「NAOKAN」に入り、ロック・ワックなどをやっていました。
社会人になってからもしばらくイベントに出演したりしていましたが、新卒5年目で妊娠・出産。

その後、「子育てしていても踊りたい!」というママ達を集め、「mamastreet」を結成。
育休中は週1回~2回ほど、講師を招いたワークショップを開催したり、
イベントに出演したりしました。

 

-「mamastreet」はどういうチームですか?

mamastreetは、元ダンサーのママを集めたダンスコミュニティです。
活動をはじめて6年ほどたちますね。

これまで累積200名程のママ達が、mamastreetのワークショップに参加してくれました。
年齢層は、22歳~40歳くらいまでと幅広いです。

専業主婦の方ももちろん、人材・広告・福祉・保険…などあらゆるママ達が所属しています。
そして、現役で活躍するママダンサーもいます。

 

-mamastreetの活動内容を教えてください

主な活動内容は、「講師を招いたワークショップの開催」です。
活動を開始した当初は、私も育休中だったので、平日2週に1度のペースで開催していました。
ただ現在は、コアスタッフが仕事に復帰したりした事から、「3ヶ月に1度」を目標に、土日に開催しています。
ワークショップの開催の他にも、SSDW(Shibuya Street Dance Week)などのイベント出演や、ディズニーパーク内で踊れるチームを決めるコンテストに参加しました。
残念ながらコンテストは通過できなかったのですが、その作品を形に残すために、自主PVの制作なども行いました。

 

 

 

-mamastreetにはどうしたら参加できるんですか?
Webからご連絡ください!次回は10月22日に開催予定です(仮)。
URL:https://www.mamastreetdancers.com/

 

-ママとしてダンスを続けていく事の難しさやプラスになってることはありますか?

新卒の頃は、広告会社に務め、終電で仕事が終わった後、安田に行き、朝4時に帰り、出社する・・・というハチャメチャな過ごし方をしていたこともありましたが、
出産してから程よく踊るようになり、ダンスとの向き合い方が変わりました。
最近は「ダンスやってます!」と大きい声で言えないくらい、頑張っている同期とは差がついてしまいましたが、それでも、ダンスをしていることで会社のメンバーとダンスサークルを作って深く繋がれたり、ダンスを通じて知り合った、大先輩の方々とお仕事ができたりして、とても楽しいです。

mamastreetとは別の話になるのですが、先日も会社(アカツキライブエンターテインメント)の周年祭で、スタジオコーストで踊る機会があり、普段仕事をするメンバーと別の関わりができました。こういう時、ダンスをしていてよかったなあと感じます。

 

-今後のチームビジョンはありますか?

ママとママの「絆」が深まるコミュニティに育てていくこと。

東京で子育てをしていると、核家族化も進んでいて、どんなに前向きなママ達も、やっぱり少し疲れていたり・孤独を感じているなあと思うことが多いんですよね。自分も含めて。

でも、子どもがイキイキ過ごすために一番大事なのって、まず「ママがイキイキ楽しそうに過ごしていること」だと思っていて。

東京にも、児童館をはじめとした、子どもを通じて出会える施設や機会も多いのですが、そこではまず最初に「●●ちゃんのママ」として繋がるんです。

私はそこに息苦しさを感じて、数回でいくのをやめてしまいました。

●●ちゃんのママである前に、私という人間として、お相手のお母さんに、自分の事も知ってもらいたいし、お相手のお母さんの事も知りたい。
当初はこんな考え方をする自分のことすら、「子育てする母親として、身勝手なのかな~」とぼんやり考えてたりもしました。

でも、mamastreetを始めてみて、「ダンスを通じて知り合うと、一気に距離が縮まる」って事に気づきました。
「類友」ってよく言いますけど、同じ趣味をもっている人達って、肌でお互いの価値観を感じ取れるんですよね。

今では、mamastreetを通じて知り合った家族同士が、旅行にいったり、子供同士が幼馴染になったりしているケースもあるくらいです。

さらに、ダンスの世界は繋がっているので「だれだれの共通の知り合い」みたいな事から話が盛り上がることもざらですし、学生の時には話しかけられなかったようなあこがれの大先輩と、ママ友として繋がれたりするのも良いところですね!

今後は、コミュニティの中で、また別のコミュニティが生まれるような、「生きたコミュニティ」にしたいなと思います。

価値観の近い人同士で繋がり、「この日、練習したい人?」「今日このイベントいきませんか?」と呼びかけ合えるようなコミュニティを作っていきたいと思います。

 

 

-最後に何か一言お願いします

ダンスをやっていて、こんなに人生お得だとは、学生の頃は全く考えていませんでした。笑
ダンスって素晴らしいですね。
ぜひ、一緒に活動したい方、連絡ください!!

今は活動頻度ものんびりですが、新しいメンバーの方と、mamastreetを進化させられたら、と思っています!

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