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「ダンスをやりたければいつでも戻ってこれる場所」

社会人ダンサーとして活躍する社会人ダンスサークル
DDDにインタビュー

企業に就職し働きながらダンス活動する社会人ダンスサークルDDDにインタビューを敢行
同好会を運営する、大塚洋介(ダンサー名:TSUKA-G(つかじ))さんに、社会人ダンサーとDDDにまつわるエピソードを語ってもらった。

 

 

-DDDはどういうチームですか?

2008年7月に結成し、今年で11周年を迎えました。私が代表に就いたのは4年前ですが、創設者から代々と受け継がれて今に至ります。おそらく、都内でも最も歴の長い社会人ダンスサークルだと思います。

DDDでは、自由に出入りできる雰囲気を大切にしています。そのため入会・退会といった概念がなく正確な人数も把握していないですが、Facebookメンバーグループには200人以上いて、1回のダンスイベントでは大体100~120人ほどが出演しています。関わってきた人でいえば累計500人を超えるほどの規模感と、誰でも気軽に来れるアットホームさが両立しているサークルだと思います。

在籍メンバーも、18歳~30代後半までと幅広く、さまざまな職業の方がいますし、最近ではママになったメンバーが数年ぶりにダンスに復帰するなど、ますます多様でにぎやかなコミュニティになってきました。

 

-DDDの活動内容は

毎週水曜・土曜の夜20~22時、中野ゼロホールの屋外スペースを使わせていただき、その時集まった人でレッスンをしたり自主練したりと、割とゆるく活動してきました。それは今も変わらないのですが、時代の変化もあり、現在では月2~3回のペースでスタジオでのワークショップを開催したり、最近ではバトルイベントを主催するメンバーもいたりと、活動の幅はさらに広がっています。

それからDDDは”CROSSROAD”というダンスイベントを年2回主催してします。
社会人ダンスサークルの中でも比較的大きな規模で、定期的にダンスイベントを主催しています。ありがたいことに、出演者数・来場者数もどんどん増えていて、昨年からステージ・客席ともにキャパの大きいところに会場を移しました。2019年7月には、第20回目となるイベントが終わったばかりです。

LOCK、HIPHOP、HOUSE、JAZZ、R&Bなどのジャンルごとにナンバーがあるので、やってみたいジャンルのショーケースに出演したり、またDDDを通じて出会ったダンス仲間とチームを組んで次のイベントに出演したり、はたまたバトルだけ参加したりと、人それぞれの楽しみ方で活動しています。

 

 

-DDDにはどうしたら参加できるんですか?

ダンス経験の有無問わず、見学・体験はいつでも歓迎しています!オフィシャルSNSでダイレクトメッセージを送っていただくかメールでご連絡ください!
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Instagram>>
メール問合せ先:
nakano.ddd(@以下はGmail)

スタジオ代以外は基本的にはお金もかかりません。また、在籍するメンバーの多くが最初は知り合いもなく1人でDDDに参加しているので、みんな優しく対応してくれると思います、ぜひ1人でも気軽に飛び込んでもらえたらうれしいです!

YouTubeにもイベントの様子をアップしているので、是非観てみてください。
YouTubeチャンネル>>

 

-社会人としてダンスを続けていく事の苦労はありますか?

仕事が忙しかったり不定期だったりで中々練習に参加できない方、結婚・出産などでダンスから離れてしまう方など、職業やライフステージの変化でダンスを続けるのが大変になってしまうことがあったりします。僕もサービス業をしているので中々参加できない時期もあるんです。だからこそ、そういった方でも気軽に、無理なく楽しくダンスを続けていける環境を、サークルがつくっていきたいですね。

-ダンスを続けていく上でプラスになってることはありますか?

断然人との出会いですね!
サークルというコミュニティのおかげで仕事以外の友達が増えるので、飲みに行ったり一緒に遊んだり旅行したり、中にはそこから新たなお仕事に繋がる方やサークルで出会った人と結婚する方も少なくないです。個人的にも、ただダンスをするだけでなく、サークルを通じてのそういった仲間との出会いは本当にかけがえのないものだと感じています。その出会いがまた次のダンスの楽しさに繋がって・・・という好循環も出来るので、そういった点でもダンスがますます楽しくなるような居場所になっていると思います。

 

-今後のチームビジョンはありますか?

これからも、ダンスをやりたければいつでも戻ってこれる場所でありつづけたいと思っています。またこれからも、人とのつながりや居場所を生み出していけるサークルでありたいです。
社会人サークルは、会社や大学のサークルと違って「ゆるく」繋がれることも魅力の一つなので、逆に言えば、サークルに参加する人たちが想いを持って運営していかないと、続いていかないものだと思っています。だからこそ今後も、仕事や家庭環境がたとえ変わったとしても、誰もが気軽に参加できるような環境づくりを継続していきたいですし、新しいことや大きなことにもチャレンジしつづけて、社会人ダンサーがワクワクできる環境をつくり、みんなのダンスを続けるモチベーションに繋がったらいいなと思います。

また、TRIBEさんや音浜さんなど仲の良いサークルさんと合同で交流イベントを開催して以来、お互いの練習に参加し合ったりすることが格段に増えました。サークルの垣根を超えた繋がりによって、新しいジャンルに挑戦する機会が生まれたり、一緒にチームを組む人がいたりと、みんながダンスを楽しめる居場所がどんどん広がっています。そういった社会人ダンサーの繋がりがもっと広がったらいいなと心から思っています。

 

-最後に何か一言お願いします

僕個人としてもDDDとの出会いは、決して大袈裟ではく人生を変えるほどの大きな出来事でした。
経験したことや身につけたスキル、出会った人たちは一生の財産だと思っています。そんな価値観が社会人ダンスサークルにはあると信じています。

DDDはこれからも社会人ダンサーが輝ける環境やステージを作っていきたいと思いますし、その先には全国まで社会人ダンスサークルの輪が広がっていくことを願っています。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひご連絡ください。一緒にダンスを楽しみましょう!

 

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